【就活特集2】自分の軸と照らしながら説明会に参加すべし

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採用界隈ではよく言われる話ですが、「企業の人事は良いことしか言わない」です。特に説明会ではそう。お菓子のCMで美味しそうなアピールばかりをするのと同じかもしれません。説明会で行うことは、「正しく自社を理解してもらう」ことではなく「自社に魅力を持ってもらって次の選考に進んでもらう」ことと目標設定している企業がほとんどです。

ではそんな説明会で、自分にとって良い企業であるかどうかをどう判断すればよいのでしょうか。

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軸を作ろう

選社軸なんて言ったりしますが、企業を見るときに、自分の軸と照らし合わせながら見るようにしましょう。具体的には

  • 次のステップに進むのか
  • 内定を受けるのか
  • もう少し情報収集が必要だな
  • どんな情報を得る必要があるだろうか

こんな思考をするはずです。これが「好きだなあ。素敵な会社だなあ」で終わってしまうと踊らされます。どの企業も素敵な部分をアピールするように説明しているわけですから。

軸を持っていると、素敵だなあという感想を抱くだけでなく、ジャッジを出来るようになります。

たとえば「営業がしたい」という軸を持っているとします。実際は数個の優先順位が高い軸をいくつか持つのが普通です。

これに照らし合わせると、説明会ではその会社が営業をやらせてくれるのかという点に興味が湧きます。営業への道が自分にとって遠そうであれば受けるのをやめようかという判断に繋がります。2次選考の日程が重なったときに優先順位をつける参考にもなります。

そしてその企業に対する質問も自然とに生まれてきます。よく面接で質問はありますか?と聞かれて、特にないという人がいます。面接対策などでは質問無しは良くないとされてることが多いですが、「軸を持って、真面目にその企業のことを考えてたら質問が無いわけない」という背景もあるのです。

そしてここからが大事です。軸をブラッシュアップさせていって下さい。特に仕事をしたことのない、まだ働くということについて理解できてないうちに考えた軸は、ほとんどの場合浅いです。上にかいた「営業がしたい」という軸が浅すぎるということは、多くの人が気づいてるはずです。

軸のブラッシュアップ

面接や面談、座談会などで自分の軸をぶつけ、社会人の意見を聞くなかで軸をブラッシュアップさせましょう。

営業したいってつまりどういうこと?人と話すことが好きだから営業という人もいますが、人と話すことだけが営業ではありません。たとえばBtoBの営業だと、1日の業務の中でお客様と話している時間は3~40%くらいではないでしょうか。

人と話すことが好きという場合、「受験勉強の自習の様に、ひたすら何かに向かって作業をして1日が終わるのは耐えられなそう」というよケースが結構多い印象です。「モノに向かって仕事をするのは嫌」→「人と話す仕事がしたい」というのはちょっと強引ですよね。

「言葉で以て人の心を動かしていくという職業に憧れている。そのスキルを身につければ、どんな問題解決もできそうだ」というケースはどうでしょう。浅はかな好き嫌いよりずいぶんマシになりました。

この軸をぶつけ、先輩の意見を聞いてみてください。「営業にも種類があるのは知ってる?ルートセールスと提案型の営業って得られるスキルは違うよ」と言われるかもしれません。この時に再考します。なるほど営業といっても色々あるのか、僕が目指したいのは相手を動かすコミュニケーションスキルの向上なので、提案型営業を受けていこうなどとブラッシュアップされるはずです。さらに

確かに人を動かすスキルって素晴らしいよね。それを身に付けたいという思いって、就活の軸としてとっても強いの?

はい。それが叶うなら若いうちの薄給なんかも気にならないくらいです。

なるほどね。コミュニケーションスキルを積んで、将来自分の力で給与もあげたいといった感じかな。だとしたら、『営業スキルが身に付きます』ってだけだと不十分で、そのスキルをいかに早く、高いレベルになるかというのは大事な軸になり得るかもね。

なるほど。会社によって差が出るものですか?

とっても出るよ。若いうちは見習いだ!といって先輩との同行ばかりという会社と、同行しながら自分でも開拓してこいという会社だと成長のスピードは違うし

こういう会話から、成長のスピードやレベルについても考えないとなと思うようになります。そしてこの人は将来の転職についても意識をしています。これらのことから軸をブラッシュアップしていくと、例えばこんな風になります。

相手を動かすコミュニケーション能力を身に付けたい。

できるだけ早く成長したい。具体的には20代のうちに自分が核となって分かりやすく大きな成果を上げたい。そのためには、若いうちから自分で裁量権をもって仕事をしたい。

その会社だけで活かせるローカルなスキル(社内特有の稟議書の書き方など)よりも他企業・他業界でも活きるグローバルなスキルを身に付けたい。

こんな感じでしょうか。こうなってくると、最初に抱いてた「営業がしたい」からずいぶん具体的になっています。営業の中でも「成長スピードが遅そう」「基本的に課長の言われるがままに動くことを求められる」「既存顧客がたっぷりあるので、顔を出すだけで追加受注ができる」こういうことを説明会や面接で聞き出したら自分の軸とズレてると分かります。反対に軸と合っているなと思う企業の志望度・優先度を上げていけます。

さらにお気づきかもしれませんが、この軸だと営業に限定されません。業務提案を行うコンサルタントも○、転職エージェントみたいな職種も○になります。軸をブラッシュアップしておかないと「営業ばかり見ていて失敗した」なんてことにもなりかねません。かといって軸もなしに人気企業ばかり受けていて自分に本当にあった企業を見つけられません。人気企業ランキングに投票しているのは未だ働いたことの無い人たちですから、「人気ってことは良い企業だろう。良い企業なら大丈夫だろう」みたいなフワフワ価値観では後悔を生みますよ。

ハタラクティブ
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