日経のこちらの記事を読みました。増殖中? 「就活モンスターペアレント」
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さて就活モンスターペアレントについてですが、これはまあなんというか酷いですね。
◆モンスター化したところで、何も解決しないのに◆
「あんたんとこの大学は就職によかっちゆうから娘ば福岡から上京させたんに、全然内定取れんじゃなかか。どげん指導ばしとるんだ!」
これを大学に言って「スミマセンでした。我々が内定を一つ差し上げましょう」となるわけないのに、なぜ大学に言うのでしょう。五十歩百歩ですがまだ企業に殴りこんだほうが「再考します」くらいは言われるかもしれない。(99%無理ですが)
◆親が参入することは百害あって一利なし◆
上で「企業に殴りこんだほうが」と言ったばかりですが、これはダメでしょう。記事のなかでも「そういう親が絡む学生は否応なしに選考で落とす」ということが書かれています。企業からみたら親が参加してくるのは完全にマイナスイメージなようです。
私個人的には「しっかりした親御さんのもとで育った」という意味では好印象に捉えられなくもないのですが、 おそらくまだ時代的に「モンスターペアレント」という印象の方が強いのでしょう。
ですが学校が行う説明会に親が参加して現在の就活事情についてキャッチアップするというのは非常に有効だと思います。お子さんとのコミュニケーション上でも、変な溝が生まれなくてすみますから。
◆就活における親と子のコミュニケーション◆
心配なのはわかりますが、行き過ぎた口出しはやはりNGだと思います。ちなみに私の親はありがたいことに一切の口出しをしませんでした。その結果非常に満足のいく働き方ができていますし、社会人になって5年が経過しますが今の働き方などについてネガティブな発言をされたことはありません。
子どもの頃に親に勉強しろといわれると逆に勉強したくなくなるという経験は誰にでもあると思います。何も言わないほうが子どもものびのび自分で思うようにやれるはずです。そしてそれが子ども自身の自立を促すものだと思います。
とはいえ本当に何も動いていない場合や、明らかに間違った方向に行こうとしている場合に縁の下から軌道修正ができればなとは思います。