日曜に「よっしゃあ明日からまた仕事が始まるぜ!」なんて思う訳ない

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プライベート
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「働くって楽しいぜ!」のくせに何てタイトルだと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、働くことが好きでも、日曜日に明日からの仕事を考えると憂鬱になりますよ。会社に好きな子がいたりしたら別ですけどね。

サザエさん症候群という言葉を知っていますか?サザエさんといえば日曜日の夕方の番組ですが、この時間帯になると明日からまた通学や通勤が始まることから、体調不良や倦怠感を覚えるもので、軽いうつ病の一種とされています。

僕は体調不良になることはほとんどありませんが、倦怠感を感じたことはあります。なにより日曜日の夕方は「明日から仕事かー」という嫌な思いは感じています。だってそうじゃありませんか、休日は何をしても良いわけですし、仕事がしたきゃ仕事をすれば良いんです。でも月曜日から金曜日は朝出勤をして会社に拘束をされるわけですからそりゃ休日のほうが良いに決まっていますし、その休日が終わること、明日から拘束の日々が始まることは誰でも嫌だと感じるはずです。

ここについては「働くって楽しいぜ!」と豪語しているわたくし安東暁史だって例外ではありません。今日はそういう感情と働くことが好きという感情は別物なんだというお話です。

◇何から何まで楽しいことなんてある訳ない◇

私は中学校時代はサッカー部に所属していました。サッカーは好きでした。だからサッカーって楽しいぜ!と言えたでしょう。でも練習前の筋トレや朝練で早く起きないといけないこと、体力づくりのための走りこみなどは嫌いでした。

お酒や飲み会は大好きですが、お金がかかることや飲みすぎたときの二日酔いなどはやっぱり嫌いです。

何から何まで好きなことなんてないと思います。イチブが嫌いだからといってゼンブを嫌いになるわけはないですよね。愛し抜けるポイントが一つありゃ良いんです。

◇仕事において時間を拘束されるというのは必要悪◇

私が働いている会社はコアタイム無しのフルフレックスですから時間を拘束されるという表現はあまり適しません。それでも一日8時間は仕事をしていますから、24時間のうちの1/3を拘束されていることは事実です。勤務時間が決まっている方は1日何時間拘束という事実に加えて~時から~時までは動けないという風に拘束されるからさらにストレスフルでしょう。

でもそれは仕方のないことだと、私は割り切っています。ちなみにフリーランスになったりしたらもっと拘束されます。稼がないといけないわけですから、稼げるようになるまでは休めるわけがありません。それこそ私の友人で個人事業主となった人間は、それこそ不休かつ長時間労働で頑張ってます。

収入を得るためにはそれなりの時間をかけて成果を出して会社に貢献する必要があります。それが今日では1日8時間(プラスいくらかの残業)×5日というのが慣習になっています。これはもうある程度仕方のないことと割り切るしかありません。もちろん自分の時間単価がメチャクチャ高くなれば、時給1万円で1日3時間とかの仕事の仕方もできるかもしれませんが、そうでない人は素直に収入を得るために生活の中の多くの時間を拘束されること“は受け入れるべきでしょう。

◇他にも仕事では辛いこともある◇

時間を拘束されるだけではありません。人間関係が合わないとか、クレーム処理ばかりで気が滅入るとか、理不尽に上司に怒られるとか、色々な人から悩みを聞くと沢山でてきます。でもこれらは職種や人間関係などの環境によるもので「働くこと」に対する辛さではありません。環境が合わないのならば環境を変えるなり転職などで自分が別の環境に行くなり、受け入れるなりをする必要があります。宇多田ヒカルの “Wait & See ~リスク~” という曲に次のような歌詞があります。

変えられないものを受け入れる力、そして受け入れられないものを変える力をちょうだいよ

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◇最後に◇

日本で生きていく以上、会社で働くなり、自分で何らかの方法で収入を得るなりをしないと行けません。そういう社会がいやなら政治家にでもなって社会から変えるか、他の国に行けば良いでしょう。私が言いたいのは、働く道を選んだのなら細かいことにウダウダ言っていないで、働くことをポジティブにとらえてみましょうよ!ということです。

「明日からまた仕事が始まるよー」とグチることは私にもありますが、それは本質的に仕事が嫌いとかそういうことではありません。だから月曜日になれば朝起きるし、会社に行けばそんな感情は忘れて仕事に没頭します。
サザエさん症候群は誰にでも少なからずあることですし、このブログの執筆者である私も仕事におけるイヤなことは沢山あります。繰り返しになりますが、スポーツ選手が筋トレするのと同じで、そういう嫌なことが「働くことが楽しい」を否定する訳ではないことを最後に明記しておきます。

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