このブログをお読みの皆様、2013年はどうもお疲れ様でございました。
気がつけば今年ももうすぐ終わりですね。
♪今年はどんな年だったの? 不意に聞かれて言葉に詰まる時代だ。(GLAY ホワイトロード)
確かにいつかの高度経済成長期は日本中どこを見ても「去年よりもハッピー」になっていたことと比べると、
- 給料は大して上がらない
- 物価は上がる。スマホなどの経費は上がる
- 先行き不透明な経済
と、経済面で見ると多くの人にとって「今年は良い年だった」とは言い辛いのではないかと思います。
精神的満足がどうかというと別の話ですけどね。
個人的には、上に書いた三つは当たり前のことなのであまり気にしていません。というのも、経済が好調で給料が上がるなんてのはただのラッキーじゃないですか。同じ成果しか出せなくて、同じ働き方をしていてもらえる報酬が上がることなんて普通は無いと思っています。あったらラッキー、なくても別にそれを期待していないから困らない。物価は上がるのは増税、円高などの要因がありますが、加えてスマホやタブレットなどの様にこれまで使わなかったものを利用し始めたためにかかる経費は自己責任です。ちなみに私はスマホ、タブレット、Wi-Fiと3つ利用しているので、それだけで毎月かなりの支出がありますが、これは贅沢に対する課金だと理解しています。
さて最後の先行き不透明な経済なんて最も当たり前な話です。経済なんて先行き不透明で当たり前なので、見通しが良い前提で考えることの方がおかしいと思うんですよ。何も考えなくても上手くいっちゃう奇跡のような時代は日本ではもうとっくに終わっているので、生き残るために精一杯考えないといけません。いつ自分の業界がシュリンクしていって自社でリストラが始まるかなんて誰にも分からないので、ビビっておどおどしているよりも色々準備をした方が良いと思っています。不透明を前提にしてできることを行うという感じですね。
と、別に今日はこういうことを言いたくて筆をとったわけではありませんが、来年の自分と皆さんへのハッパになればなと思っています。正月休
みなんてのは、ものを考えるには十分すぎるほどたっぷりな時間だと思いますので、この機会を逃さないようにしたいものです。
さて、今日は一年最後の記事ということで、一年を振り返りたいと思います。
ブログについて
そもそもこの「働くって楽しいぜ!」を書くためにサーバーと本契約をしたのが去年の12月7日ですから、本格的に運用を初めてちょうど一年という節目でもあります。はじめはまったくアクセスがなく、たとえば2013年の1月と2月は、それぞれユーザー訪問数が374人と303人です。1日に10人という計算ですね。そして3月に日本人はなぜ仕事の効率が悪いのか?海外と比較して解決策を探す。 という記事が初めてバズって、月間訪問数が一気に44000人を突破しました。それからは波はありますが、平均すると25000人くらいの方に毎月アクセスをいただいています。ありがとうございます。(記事の閲覧数を示すページビュー(PV)だともうちょい増えます)
やっぱり多くの方に見ていただけると非常に嬉しいものがあります。私の考えが間違っていた場合にもTwitterなどで指摘いただけますし、賛同の意見も多く寄せられます。発信する側として、FBがあるというのは非常にやりがいに繋がりますので、アクセスが伸びるにつれて私の「書く意欲」も伸びます。反対にちょっとアクセスが凹むと「俺のブログ、求められていないのだろうか」と心配になって筆を取るのが億劫になることもあります。
まあこのあたりは個人でブログを運営して初めて気づいた「自営の難しさ」といえるでしょうか。企業で仕事としてやる場合と違って、書かなくても誰からも怒られないですからね。来年からもモチベーションコントロールをしながら、良い記事を書き続けられるように努力してまいります。
数値目標として置いているのが2014年は毎月10万アクセスですから、記事の質やペースなど、正月に再考したいと思います。
仕事について
ブログを書きながら仕事をするというのが、非常に良い相乗効果を生み、仕事も良い感じでした。平均してひとつの記事を書くのにかけている時間が2時間程度ですから、平日毎日2時間どう作るかの工面がまず大変でした。昼休みの1時間を利用して書いて投稿して、夜に手直しをしたり、朝シャワーを浴びながら頭のなかで大体の記事の内容を考えておいて、昼休みにはただタイプするだけに徹するなど、工夫が必要でした。そうやっているうちに「いかに仕事を早く切り上げるか」に関心が行くようになり、仕事の方もかなり効率的に行えるようになりました。
また、ブログで仕事について書くことが多いので、自分の日々の仕事の仕方のチェックに繋がります。毎日ブログを書くにはインプットが欠かせませんから本を読む量も増えてこれも仕事に役立ちました。
【二兎追う者、一兎も得ず】といいますが、二兎を追わない者は二兎得られないです。また二兎を追うことで、同じ労力で二兎得ることもできます。一兎ずつ王よりも効率的に多く得られることもあります。ブログと仕事の両立は、そんな良いことがありました。
最後に
懸念されていた2013年問題(「2013」と入力することが多くなるだろうが、キーボードで2013は0~3の4種類のキーを使うため、4つの指を必要とする。西暦の年数で4つのキーを必要としたのは直近だと1987年であり、多くの人がキーボードで誕生日の入力以外で西暦を入力するのに4つの キーを使うのが初めて。これにより事務処理能力の低下を始め、何か良からぬことが起こるのではないかと懸念されていた。)の影響も特になかったようで、よかっ たです。
2014年も同じように、4種類のキーを打つことになりそうですがこの分だと問題ないでしょう。
冗談は置いておいて「夜が明けたから目覚めるのではない。目覚めたから夜が
言い換えると
「年が明けたから新年が始まるのではない。新年を始めるから年が
とも言えるかもしれません。(強引ですかね)
正月というのは良い区切りです。今年あった良くなかったことや忘れたいことを忘れることができます。「去年は去年だ」と。
毎月、月末を晦日(みそか)といい、12月の月末を大晦日(おおみそか)といいます。毎月ちゃんと区切りはあるのに人々はあまりそれを意識しません。やろうと思えば毎月だって「先月はあまり仕事が上手くいかなかったから来年こそは」と切り替えられますが、あまりそういう事は聞きません。
正月もただの連休だと思っていると無情に過ぎ去ってしまうので、ちゃんと区切りをつけて気持ち良く新年を迎えようとする気持ちが大事だと思います。
皆様それぞれ、年越しの過ごし方や正月の過ごし方があるでしょうから、思い思い正月を過ごしていただき、
皆様がとてもとても素晴らしい2014年を迎えられますことを祈っております。
それでは新年一発目の記事でお会いしましょう!