早いところは新入社員研修も終わって、OJTが始まりつつあるのでしょうか。今日のテーマは、若手社員かどうかに関わらずPC苦手を克服しようということです。
IT音痴は恥ずかしいこと
多くの人がパソコンが苦手だと恥ずかしげもなく語ります。正直で良いのですが、いまのビジネスシーンでコンピュータを使いこなせないというのは、江戸時代の商人がそろばんを使えないのと同じです。恥ずかしいでしょ。
現代のビジネスにおいてコンピュータは欠かすことのできない強力なツールです。さらに言えば、コンピュータを操れるだけで稼げていた時代から、操れないと稼げない時代に変化しつつあります。そして今後10年位は、コンピュータと仕事はまだまだ切っても切れない関係にあるでしょう。
苦手克服の方法
1.横文字から逃げない
コンピュータ用語は横文字が多いです。そして横文字は日本人の多くが苦手とするところ。用語がどれもちんぷんかんぷんに聞こえることが、苦手意識を助長させていると思います。
わからない用語があれば、逃げずに調べること。英語から来ている表現も多いので、英語の意味から類推するのも理解をしていく有効な手段です。
とにかくわからない言葉から逃げないこと。その積み重ねが理解と苦手意識払拭に繋がります。
2.コンピュータの仕組みを知る
いくら用語を勉強しても、仕組みを理解していないと用語の意味が頭に入ってきません。最近のコンピュータは、メーカーの工夫と努力によって初心者にも深く考えずに利用できるようになっています。iPhoneなんか正にそうです。ですが、それが故に仕組みを理解していない人が多い。別に普段利用する分にはそれでも良いのですが、もっと効率的な使い方を考えたり、トラブルの対応をするときなどは、仕組みを知らないと具合が悪いです。
以下に紹介する本は、私が新入社員の頃に読んだ本で、コンピュータの仕組みの理解にとても役立ちました。メモリやCPUって何さ?という疑問に根底から丁寧に向き合ってくれる一冊で、とてもオススメです。
3.分からないことはすぐにGoogle先生に聞く
たとえばインターネットの仕組みなど、不思議なものが沢山あります。それを「不思議だね」で終わらせていると、いつまでたってもコンピュータやITは魔法の世界のままです。コンピュータやネットワークの技術は全て種も仕掛けもある人間が作った仕組みであり、それを理解して有効に使おうとするのと、不思議な魔法という認識で言われたままに利用するのとでは、活用度合いに差が出るのは当たり前です。
幸いコンピュータ関連の情報は、インターネット上に沢山記事として存在します。それこそ調べて答えがでないことの方が圧倒的に少ない世界です。
- Excelで分からないことがある。
- パソコンが動かなくなった
- インターネットに繋がらない
- パワポで○○がしたい
これらの疑問は、絶対に答えがインターネット上に存在します。それを自分で探し当てる力もまたITリテラシーです。そして情報から答えを見いだす力は、前提にある仕組みの理解だったりします。
一朝一夕で身に付くものではありませんが、逃げ続けることはできませんから、腹をくくってコンピュータと仲良くなりましょう!