Newspicksで流れてきたこれ。
狙うは「脱アプリ」。Webへの移行を企むグーグル
Googleとしては検索を増やしたいのでしょう。
そしてパソコンの世界ではとっくの昔に
「ネイティブアプリケーションからWEBへ」
と移っています。
これはOSの互換性などの問題を回避するために非常に都合がよいし、これからもこのトレンドは変わらないでしょう。
最近はパソコン→業務用デバイス、スマホ→プライベート用デバイスとしっかり住み分けられてきたように思いますが、パソコンで使う業務ソフトも、ブラウザ版というのが主流になってきています。その理由はぱっと思いつくのだと次のとおり。
- Windows OSのサポートを気にしなくて済む
- 端末のスペックを気にしなくて済む(ブラウザのメモリは使うが)
- 端末にクライアントが無いので、各クライアントアプリのバージョンアップも必要ない
(クライアントアプリのインストール作業も不要)
モバイルは真逆の路線
対してモバイルは逆。ネットサービスを提供している会社が、自社のサービスへの依存度を高めるために自社サービス専用のアプリを提供している。
Amazon、楽天、IKEA、SUMOなど様々。というか、自社サービスのアプリを提供していない会社が無いのではないかというほど。
確かにネイティブアプリの方ができることは多いです。購入履歴の情報をキャッシュで持っておけたり、設定で色々自分の使いやすいようにできたりするものもある。ユーザビリティ(操作性)もモバイル独自のものを作れるというメリットもあります。androidだとウィジェットも作れますしね。
記事で言及されている容量の問題は先進国のハイスペック(といっても日本の機種の中で比較すると大したことない)で解決できますが、他にもデメリットはいくつもあります。個人的にはモバイルもWEB中心にならないかなあと思ってます。
ネイティブアプリのデメリット
- それぞれのアプリがバージョンアップのためなどの理由で常駐しているのでメモリが逼迫される
(実際「何のために常駐してんだよ、お前」というアプリもチラホラある) - それぞれのアプリはCookie情報を持っていないのでユーザー名とパスワードを全部入力しなおし。
- Evernoteとかがそうですが、「androidではWEB版は使えません」と怒られて、インストール→利用開始という手間が発生する
- アプリを沢山保存していると、探すのが非常に面倒
ということで、Googleさんには頑張ってもらいたいものです!
ところで、昨日自宅のパソコンでアプリケーションを削除しまくったらメッチャ早くなったんです。常駐サービスを切りまくったり、レジストリを掃除しても解決しなかったWindows7めっちゃ遅い問題が、インストール済みアプリの掃除でほぼ解決しました。皆さんもお試しあれ!
今はSaas(Software as a Service)の時代。アプリケーションじゃなくてWebサービスで使いたいものです。