実は先週初めて「神と神」を見まして、ひっさびさにドラゴンボール熱が湧いております。
- 7月からは18年ぶりにドラゴンボールテレビシリーズ放映開始!
- 復活のF(フリーザ)大ヒット上映中
ということで、これからも盛り上がっていきそうです。
さて今日はタイトルの通り、悟空が強い理由を「働くって楽しいぜ!」視点で見ていきたいと思います。
悟空は実戦の中で成長してきた
悟空を強くしてきたのは、数々の強敵たちです。北斗の拳風にいえば「強敵(とも)」です。
もちろん悟空自身も日々修行に励んでいますが、強敵と戦うことで自分の弱さを痛感して、精神と時の部屋に入ったり、超サイヤ人3になることを覚えたりするわけです。強敵の存在が彼を強くしてきた。
これは他のマンガでも同じですね。ケンシロウもそう、星矢もそう。強敵に負けて成長するというのは、仕事で言えば「失敗から学んで、自分の成長の糧にする」のと同じです。仕事も失敗をしながら成長するのが一番はやいのです。
例えばお客様との商談を思い浮かべます。先輩のカバン持ちとしてついていき、隣で議事録を取りながら先輩の商談を見て学ぶ。これをいくらやっても、一人で商談ができるようにはなりません。初めて一人でやったときには必ず失敗します。「あの時になんで上手に切り返せなかったのか!」と悔しい思いをしながら、次への反省をするのです。
「知っている」と「出来る」は違います。皆さんが利き手でうまく字が書けるのは、ペンの持ち方を知っていて字の書き方を理解しているからだけではありません。それに加えて「体が覚えている」のです。知っていれば出来るのならば、利き手の反対の手でも上手に書けるはずでしょ?
悟空は宇宙一ポジティブシンキングである
もう一つ大切なことがあります。それはポジティブシンキングであること。
毎回地球を救ってはつかの間の平和の後、さらに強敵が現れる。でも悟空は「オラわくわくすっぞ!」と言って前向きです。
ベジータは時々逃げ出します。「あの強敵と戦うのが俺じゃなくて良かった」なんて発言も。
しかし悟空は逃げ出さない。むしろ自ら強え奴に果敢に挑んでいく。負けを恐れる以上に「こんな強えやつと戦えるだけでワクワクすっぞ!」とめっちゃポジティブ。戦いが好きってのは置いておいて、負けりゃ死ぬ戦いに対する恐怖をポジティブさが吹き飛ばしてるのだと思います。
だから成長できるチャンスに恵まれてきたわけですね。
以前成功のチャンスでなく成長のチャンスを探せというエントリーを書きました。できる仕事ばかりやっているよりも、失敗するかもしれない仕事にも果敢に挑戦したほうが良いですよと。
悟空の凄いところは、負けても絶対にめげないところ。ポジティブシンキングというのは、辛い状況であっても自分で視点を切り替えることができることを言います。彼は生来のポジティブさを持っています。
そして負けても「自分はダメなんだ」と落ち込まないことです。「もっと強くならなきゃ」と思えば良い。仕事で言えば、次成功するためにはどうしたらよいかを考えることです。
筋トレと同じで、人間苦しんでいるときが一番成長しているのですから。
ましてや仕事の世界では失敗したから死ぬということはありません。積極的にポジティブに、難しい仕事に挑んで成長したいものです。