予告しておきながら「私が超絶ブラック環境に飛び込んだ心理をなぜなぜ分析してみる」をまだ書き上げていないのです。もう少々お待ちくださいませ。。。
今日は上を目指したいビジネスパーソンと就活生にぜひおすすめしたい書籍を紹介します。たくさん紹介しますよ!三連休ということで、時間を持て余す方はチャチャっとKindleでダウンロードしちゃいましょう。
大前研一さんの考えには非常に共感するところが大きいです。実は大前研一さんの本は読んだことがなかったのですが、この本が新書で出たときに紀伊国屋で立ち読みして、おもしろすぎて一気に読み切ってしまいました。これは永久保存版にしようと思い、購入したうえで電子書籍でも購入してしまったほど。
これから先、特に日本ではグローバル化やIT化で仕事がなくなるだろう。そういう時代において、価値を認められ続けて激変の時代を生き抜くことのできる人材とはどのような人材か。Amazonの紹介にもありますが、、「あなたは自分に“値札”をつけられますか?」という問いがこの本を言い表しています。
Googleのエリック・シュミットが書いたこの本。Googleの素晴らし企業文化は世に広く知られていますが、それを経営者目線で書いているところが面白い。経営者目線というよりは「その文化を作った張本人が何を目的にその文化を作ったのか」という観点なので、会社経営を学ぼうという人はもとより、会社にとって文化とは何か、従業員のモチベーションはどこにあるのかといった点も非常に勉強になります。ただしいわゆる日本的な大企業とは真逆の文化なので、これを日本の大企業での人材マネジメントに直接生かすことはできないでしょう。「人材を活かす文化とは何か」という点で非常に勉強になる一冊。
こ れ、銀行という世界で生きていくことがどれだけ大変かを物語っていますが、銀行に行くつもりがなくても就活生は絶対に読んでおいた方が良い。社会人として 生活していくうえでの「辛いこと」を感じることは学生のうちにはできないけど、小説の中に出てくる登場人物が出世や仕事にどれだけ理不尽な待遇を受けてい るかということは疑似体験できる。特に銀行に行く学生は絶対読んで、辛さの質を理解してから入るべき。
仕事ができない人は断ることがへたくそです。断るべき時に断らずに要求を受けることで、量に押しつぶされて自分のパフォーマンスは下がるし、そもそも仕事量があふれているときに受けた依頼を期日通りに完遂することはできないでしょう。断る行為というのは多くの日本人にとっては心理的に難しい行為です。「お客様のためにやってあげたい」と。でもそれが実際にはお客様に迷惑をかける行為につながる。
それは分かっているけどという方向けの本。いろんなシーンでの断り方が載っているので、応用も効きやすいです。断る力を手に入れたい方、お試しあれ。
このシリーズ、私のおすすめです。私は大学時代ほとんど勉強をしなかったので、社会常識を持たないまま社会人になってしまいました。さすが池上彰さんということで、レベルを下げずにわかりやすく経済や政治などの基礎知識をキャッチアップできます。ここらへんは仕事で重要というよりはもはや教養の世界なので、顧客との会話で信頼を築けるかとか、そういうところに関わってきます。
同じく池上彰。特にこれからのグローバル時代において、宗教の理解は必須スキルであるといえます。キリスト教の基礎は知っている人も多いですが、私はイスラムに対して非常に無知でした。そもそもキリスト教と同じユダヤ教から派生した宗教だということも知らなかったですし、なぜ原理主義の人が自爆テロをするのかの理由も(理解はできないが)頭ではわかるようになりました。やっぱ分かりやすいですよ、この人。
本田直之さんのレバレッジシリーズのおそらく元祖。レバレッジ・リーディングもおすすめしたいけど、やっぱり元祖ベストセラーのこちらを紹介。限られた時間の中でどうやったら高い成果を出せるのかという発想自体ができるビジネスパーソンだと思いますし、そういう意識を持つことで「できない仕事をなくす」ことにもつながる一冊。
割といろんなジャンルから選んでみました。こういう書籍の紹介は定期的にやってもよいかもしれませんね。それではみなさん、よい三連休をお過ごしください!