脱社畜ブログさんの”マイノリティ経験のススメ”を読んで思ったこと

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この記事がはてなブックマークである人から「脱社畜ブログさんの逆を行っていて面白い」とコメントをいただきました。それまで私は、恥ずかしながら脱社畜ブログさんを知りませんでした。
しかしこれをきっかけに脱社畜ブログさんを購読するようになりました。

逆を行っているかどうかはまだ分かりませんが、ブログの内容が非常に面白いので記事を書いてみたいと思います。皆さんもRSS購読してみてください。

マイノリティ経験のススメ
この記事に激しく同意です。

とくに学生のうちからマイノリティ経験を積んでおくことが大切だと思います。

–記事引用
この手の多数派の罠にはまらないためには、自分自身で考えて、「みんな」の意見に関係なく自分で決定する力が必要だが、実際問題として、いきなりみんなと 違う方向を向くのは怖い、という人も多いのではないかと思う。今までの人生で、ずっと多数派的な行動を取ってきたという人にとっては、いきなり自分一人だ け違うことをする、というのは結構ハードルが高い。いざというときにみんなの罠に流されないようにするためには、それまでの人生で「マイノリティ経験」を積んでおくことが必要だ。
–引用ここまで

つまりよく「自分自身の意見を持て」と本などには書かれていますが、それにはそれなりに経験が必要であると。みんなと同じような経験しかしてきていないのに、いきなり自分の意見を持てというのは確かに無理があります。

そして私が思うに学生のうちからマイノリティ経験を積むメリットがもう1つあります。それは自分の言葉で自分の意見を語る経験を積めるということです。マジョリティ経験はあまり自分の言葉で語るということに適しません。
例えばマジョリティ経験を居酒屋でのバイト、マイノリティ経験を学生ベンチャーの企業だとします。
◆マイノリティ経験の場合
話し手:「おれベンチャー企業を立ち上げたんだ」
聞き手:「まじ!どんなっことやってんの?」
話し手:「事業内容は各大学向けの就活セミナーを企業と協力して行うことなんだ」
聞き手:「へー、なんでまた企業なんて思い切ったことを」
話し手:「やっぱり今の就活って××なところに問題があると思うんだ。だから俺は・・・・」

◆マジョリティ経験の場合
話し手:「今月からバイト始めたよ」
聞き手:「へー何の?」
話し手:「居酒屋のキッチン。料理もできるようになるかなーって」
聞き手:「確かに、俺もやってたけど料理は覚えられるぜー」
話し手:「おっやっぱり?やっぱこれからは料理男子だよなー」

例が極端ですが、マジョリティ経験の中で自分の意見を発することはなかなか難しいことがご理解いただけたでしょうか。マジョリティ経験の中でも例えばバイトリーダーになった場合などは自分の意見を話せるケースが多いかもしれませんが、バイトリーダーというのはそもそもマイノリティ経験だと思います。

自分の意見を発するということには訓練がいります。自分の意見を発し続けてきた人ならばマジョリティな居酒屋のバイトについても自分の意見を発信することができるでしょう。ですがマイノリティ経験であれば自分の意見を言いやすい土台があるとでもいいましょうか。必然的に自分の意見を求められる場合が多いのです。
だって特異な経験をしてきた経験って聞いてみたいですよね。

自分の言葉で自分の意見を言うことは本当に大切です。

かつてテレビで明石家さんまさんが「本を読んで勉強したことも、3人以上の人に話すまでは自分のなかに吸収できていない」とおっしゃっていました。これは本当にそのとおりだと思います。
皆さんもこういう経験はないでしょうか。本を読んで、またはニュースを見て勉強になったことがあった。それを他人に話そうとすると「あれ、上手く話せない。」というような経験です。
これはまさにさんまさんのいう、「吸収できていない」ことからくるのだと思います。

就活の面接などで自分の経験を語るときにはマイノリティ経験が圧倒的に有利です。そしてそれをしっかり自分のものに吸収できていて、自分の言葉で語れることが大事です。
社会人の方も自分の意見を発信するケースは多いと思います。いまからマイノリティ経験を積むという手段は多少遅いかもしれませんが、自分の意見を発信し続けて、しっかり自分のなかに吸収するということはできます。

私はこれまで無意識でしたが、同僚と飲むときに自分の意見を発信し続けています。だからいざと言うとき、たとえば上司と猛烈に対立したときなどに、曲がらない自分の意思を伝えることが出来ています。

みんなと同じなんてつまらないじゃないかという理由でも良いです。人生は沢山の経験の積み重ねですから、いろいろなInterestingな経験を積んでみてください。

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