ホット炭酸、旨いかどうかは別として、素晴らしいブレークスルー!

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ホットなのに炭酸? 日本コカ・コーラ「カナダドライ ホットジンジャーエールを飲んでみた 

という記事を拝見しました。

ホットジンジャーエール

ホットジンジャーエール

私は個人的にコンビニで新商品があればとりあえずは飲んでみるという、チャレンジャーです。新しいもの好きとでも言いましょうか。なので美味しいかそうでないかにかかわらず、飲むでしょう。今回の記事で取り上げたいのは「ホット炭酸が美味しいかどうか」ではなく、「イノベーションの効果」についてです。

私が働いている会社はベンチャー企業ですので、普段から「イノベーションを」と言われています。多くの大企業にこの発想はあまりありません。イノベーション、つまり改革を起こすには失敗はつきものですし、コストもかかります。でもそれをし続けてきたからこそ社会は豊かになり、その会社は儲かるのです。そして従業員の給料も上がるのです。

AppleのiPhoneやGoogle、Twitterなど、ゼロからイチを生み出すのはアメリカのお家芸にも見えますが、日本だって強かったのです。iPodはソニーの「音楽を歩きながら聴ける」ウォークマンがなかったら生まれていなかったでしょう。カップラーメンや缶コーヒーだって日本の発明品です。でも最近はこれぞ革命だと言えるような発明品はあまり出てこなかったですねぇ。

さて、そこで登場したのがホット炭酸です。久々に革命だなと思いました。元々の開発経緯は次の通りらしいです。

 炭酸飲料は夏に売れるものだ。炭酸カテゴリー製品の各月の販売数量を見てみると、11〜2月の平均は、通年平均の約80%。日本コカ・コーラでは以前から、「冬場の炭酸需要を増やすことはできないか」という問題意識があった。一方、冬に売り上げを伸ばすのがホット飲料カテゴリー。こちらの内訳を見ると、コーヒーが53%、紅茶・茶が35%、その他12%と、コーヒー・紅茶だけで9割近くを占めていることになる。
また飲用シーンを調べたところ、ホットドリンクは家の中よりも外で飲む人が多いのに比べて、炭酸飲料は家庭内で飲む人が65%と多く、「ホットで炭酸」という商品が作れれば、家の外で炭酸を飲む需要を拡大できるのではと考えたという。

まあ商売上の売り上げアップが目的ですね。ブレークスルーの結果としてコカ・コーラの売り上げがアップするのは大いに結構です。ですが効果はそれだけではありません。

・ホットカクテルの幅が広がる
・家で温められるようになれば、最近流行の炭酸水シャンプーがホットで出来る
・寒い国への炭酸飲料の普及につながる
・ホットビアとか、新しい世界が広がりそう

など様々に生かせそうです。

余談ですが私、家に炭酸水製造機を持っていまして、カクテルを作る際の炭酸はよく自前で作るのです。そして炭酸水でのシャンプーがはやって、炭酸水をつくって試したのですが、いかんせん冷たいんですよ。これが解消されると考えると非常に嬉しい限りです。

ちなみに炭酸水メーカーはこれ。sodastreamという機械です。(2年ほど前はこんなカッコいいカラーなかったんだけどな。)

もしこのホットジンジャーエールがこけても、他の会社もガンガンとホット炭酸を出すことでヒット商品も生まれることでしょう。同時にキリンもキリンの泡のホットを出すようですし。(⇒冬向け“ホットの炭酸”「キリンの泡 ホット芳醇アップル&ホップ」を新発売)ジンジャーエールもアップルフレーバーを仕込んでいるそうですが、ホットのキーはリンゴなんでしょうかね。

いずれにせよ、これからどう世界に波及させていくのか、果たして新たな文化ができるのかは期待したいところです。そしてこれに端を欲して日本にももっともっとイノベーションが生まれるといいなと思っています。大企業もイノベーションに前向きになってほしいものです。
私は思うのですが、高度経済成長期、あのころ日本人がどんどん豊かになったのは、そういう時代だったからじゃなくてイノベーションしつづけてきたからだと思うのです。いま我々は過去の成功体験にとらわれがちで保身になっていてはどんどん日本経済は低迷するだけでしょう。

学生の方はベンチャー企業に入り、イノベーションを起こしまくりましょう。大企業の方は古い考えを捨ててもっと挑戦しましょう。日本コカ・コーラだってホットジンジャーエールを2009年から作っていたようです。この4年間は失敗だらけだったのでしょう。もちろん売り上げはゼロなのでまだ大赤字です。それでも良いじゃありませんか。これから利益を生むでしょうから。

ハタラクティブ
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