このブログを開設するときにブログタイトルを一生懸命考えたのですが、あえて仕事という言葉でなく働くという言葉を使いました。「働く」は動詞だからビミョーというツッコミもありましたが、今のところ自分の中ではしっくりきています。
1つ後悔をしたのは「仕事」というワードの方が圧倒的にGoogle検索で検索されているということ。もともと働くことかつまらないとか意味を見いだせない人の何かのヒントになればと始めたブログなので、そういう人が「仕事 楽しくなるには」とかって検索しても引っ掛からないのは何だかなあと思います。
それでも働くというワードを選ぶ意味
これはもはや個人の価値観の違いかもしれませんが、私の認識での仕事と働くについて書きます。私の中で仕事という言葉のイメージは次のようなものです。
- 義務感、やらなきゃいけないというニュアンスを含んでいる。
- 会社から命令されてやる業務のこと
- 生きるためのお金を稼ぐ手段
どれも共通して若干ネガティブな印象を含んでいます。これが私の仕事に対するイメージで、対して「働く」について私のイメージは次のようなものです。
- 自動詞なので自分の意思で動いているような印象
- 「端を楽にする」という誰かのためになること
こっちはポジティブな印象。ちょうど私の中での仕事と働くのニュアンスは「勉強」と「学ぶ」に似ています。学ぶの方が自動詞だからポジティブに聞こえる。そして前回のエントリーでも書いたとおり、仕事は誰かのために行うものであり、結果的にそれが自分のためになるものです。だから端を楽にするという言葉はとてもしっくりくるわけです。
「◯◯さんの働きがあったからこそです」という言葉は良く聞きますが、「◯◯さんの仕事があったからこそです」とは言いません。働くという言葉には貢献のようなニュアンスも含まれているのだと思います。
働くって楽しいぜ!の真の意味
ここまで述べてきたように、わたしは働くという言葉を、自分自身で能動的に動いて誰かに貢献するという一連の流れで認識しています。だから嫌な仕事をいやいやしているのは、それは「楽しいぜ!」にはならない。そして誰の役に立っているのか分からない仕事も、それは私のいう働くではありません。会社としては必要な業務なのかもしれませんが、それは楽しくないでしょう。
会社によって、部署によって、上司によって業務の内容ややらないといけないことは変わってくると思います。仕事でなく「働く」ことができる環境に身を置くということも視野に入れるべきかも知れません。環境は自分で変えることもできますが、変えられないものも大きいです。環境が悪ければいつまでもたってもポジティブに働くことはできないかもしれませんので。