イケダハヤト氏のこちら
http://www.ikedahayato.com/20160616/61446871.html
内容には大筋合意でして、そもそも社会とかお客様のためにって結局それが自分のために繋がらないとおかしい。完全なる滅私奉公なんてものは存在しないわけで、滅私と思っているものの先には必ず私がいるはずです。昔上司にいわれました。
「人は誰だって自分の都合で生きている」
そりゃそうですよね、人間ですもの。
面白い仕事は続くのか
ただ私が思うに、ただ面白いというだけではこれもまた続かないと思っています。まあ仕事の面白みが意味するところは人それぞれですが、それが単純に楽しいとかワクワクするということだと危険です。長続きしないことの方が多いように私は思います。すなわちここでも結局誰かのためになるということが大事なのではないかと思うのです。
自分が面白いと思っている仕事が、独りよがりで誰も幸せにしていないという場合、やはりモチベーションが続きません。自分自身が生きていければ良いというだけでなく、誰かのためになっているという事実や実感がやりがいにつながると思っています。単純なワクワクや楽しさが長続きするとは思えません。いつか必ず飽きが来ますから。
商いと飽きないがよく引っ掛けられたりしますが、やはり飽きないもので商売すべきだと思っています。それは感情として楽しいとかではなく、自分の仕事が世の役に立っているとか、そういう社会の中での役割を実感できるものではないかと、私は考えるわけです。
なので私の中では次のような認識です。
- 面白くても社会貢献性の低い仕事は飽きる
- 社会貢献性の高い仕事は、それだけで面白い
ちなみにイケハヤ氏のエントリーでは社会貢献はNPOとか社会起業の文脈で語られていましたが、上に書いたことはあらゆる仕事に当てはまるものと思っています。