消費税が増えたって、その分成長して収入を増やせば良いじゃないか!

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2014年4月から8%にすると閣議決定され、安倍さんが正式表明しました。まあ「まだ正式には決まっていなかったの?」というような状態でしたので、特に正式決定したからといって驚きもないなという感じだと思います。

これは消費税8%は、月給1ヶ月分。知ってました?増税時代に僕らがすべき事。を読んでつぶやいたツイートです。

後から気づいたのですが、わたし思いっきり計算間違ってます!!!

月収20万円の人(ボーナス等考慮せず)

8%:年収(200,000 × 12=)2,400,000 ×0.08 = 192,000円
5%:年収(200,000 × 12=)2,400,000 ×0.05 = 120,000円
⇒差額は一年で72,000円ですわ。。。すみません。

まあ何が言いたいかというと、「悲観して文句言うくらいなら、収入上げる努力をしましょう!」ということです。
月6000円/年間72,000円、これくらい1年で上げられないとしたら、それだけ成長が遅いと自分にハッパかけるべきかもしれません。

ということで、今回の記事では給与について改めて考えてみたいと思います。

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給料が増えない単純な理由

いろいろな要素があるとはいえ、給料が増えない原理レベルの理由は「あなたに今以上の給与を払う価値がない」と認識されているからです。価値という漠然とした言い方をしましたが、あなたが生み出している付加価値、あなた自身の価値のどちらにもいえることです。

  • 売り上げが目標を下回った ⇒ 期待された成果を出せなかった ⇒ 給与を上げるに値しない
  • 上司や周囲の評価が低い ⇒ あなたじゃなくても別に構わない ⇒ 給与を上げるに値しない

会社が従業員の給与を上げたい理由は「その社員をウチで確保したい」からでしょう。(私は社長になったことがないからこれが全てかどうかは分かりませんが。)逆に言えば価値を出せない社員については極端な言い方をすると「ウチにいてもらわなくてよい」ですから、給与を上げる必要性が会社にとってはないといえます。

もちろん会社の業績が悪くて給与を上げる余裕がないということもあります。でも業績悪化の理由はあなたにもあるはずです。あなただってそお会社の一員なのですから。野球では満塁ホームランを打って4点貢献しても、5点取られて負けることはあります。そのときに満塁ホームランを打った選手はピッチャーのノーコンのせいにするでしょうか。他の選手に「俺はHR打ったのにお前ら何やってるんだ!」と怒るでしょうか。

自分を棚に上げて責めちゃあいけません。

自分を棚に上げて責めちゃあいけません。

業績が下がったときに「営業部が悪いんだ。設計部としてはちゃんとやるべきことをやったのに、営業がちゃんと売らないから。」とか思っている人は、自分が営業に行ってみたら良いと思うんです。それは「営業の辛さを味わってそんな文句を言わないように」という意味ではありません。営業が悪いというなら自分が営業に行って、売り上げを上げまくればいいじゃないという意味です。それをしないで文句ばかりいって、会社が良くなるわけないです。必然、あなたの給与も上がりません。

今は給与が上がりづらい、ヤな時代じゃない

経営学部の授業でよく覚えている言葉があります。それは「人質制度」というものです。何かというと給与を人質にして、社員を一生自社で使うことを目的に作られた日本的人事制度のことです。(参考:給料を人質にする)

ベア(ベースアップ)の制度で会社にいればいるほど給与が上がる仕組みだと、いればいるほど転職したくなくなるのが社員の人情でしょう。転職したら給与が下がるのですから。そして新入社員の時期は給与が低いわけですから、「×年頑張れば手取りがいくらぐらいになって・・・」と夢を見ながら雑用を頑張るのです。退職金についても「あと2年頑張れば退職金が増えるから・・・」と考えるのです。

でもこんな制度もう崩壊しています。そもそも終身雇用自体が崩壊しつつあるのですから。

もともと年功で給与が上がる制度というのは、経験の量と成果がある程度比例するから成り立つのです。かつての日本企業は確かにやるべきことが明確で、例えばテレビだったら「より高機能、高品質、低コスト」を目指していればよかったのです。でも今は機能を絞った低価格の韓国勢に苦戦したり、テレビ離れやスマートTVなど市場が複雑になって「どうすれば勝てるかの方向性」を考えることが最も難問になっています。これはテレビに限りません。新興国の台頭にあってライバルが激増しているなかで、自社の戦略を見直して時には思いっきり舵を切ることをトップは求められています。これは経験を積んだだけの人ができるものではないでしょう。

現場でも同様です。工場で流れ作業を行う人ならいざ知らず、知的労働においては「言われたことをやる」仕事なんて何の価値もありません。「港区一帯のこのお客様に定期訪問」していれば昔ながらの付き合いで注文をくれるなんてことはもうないのです。どうやったら新規のお客様を増やせるか、どうやったらお客様を紹介していただけるのか、どうやったら追加の注文をいただけるのかを考えて考えて成果を出すことも求められます。

単に勤続年数で待遇を決められるような時代ではないのです。

もともとベアだって終身雇用だって、「ずっとその会社の業績が伸び続けることが前提」の制度です。なんて都合の良い話でしょう。

長くいれば給与が上がるという時代が異常だったのです。長くいようがいまいが、成果や期待度合いによって給与が決定されるというほうがむしろ当たり前のように私は思えます。「年の功をなめるな!経験の素晴らしさをなめるな!」という人は成果でアピールできるはずですしね。

もちろん今でも多くの日本企業ではそういう給与体系を取っていますが、今後はどんどん変わってくると私は思っています。まあそういう制度を前提にローンを組んでいる例もあって、急に変えることは従業員の生活に混乱を与えますから、急には変わらないでしょう。しかしいずれ成果主義の色合いが強くなっていくものと思われます。

個人的に成果主義は成果主義で、「失敗して給与が下がるからチャレンジしない」人が増える弊害もあると思っています。特に若いころなんて大きな失敗ほど経験したほうがよいと思いますし。だから完全に成果だけでみるよりはいわゆるプロセス主義も交えた制度の方が良いのではないかと思っています。私が会社を作るなら、そういう制度にしたいものです。

やっぱり、成長!!

Gloaming

最近大前研一さんの本をよく読んでいるせいか、成長意欲が強くて毎回毎回「成長」について書いてしまいます。これまでは大企業に入れば大企業が自分を守ってくれるというのがよく言われていました。でももはやそんな時代でないことはこれまで書いてきたとおりです。
じゃあ何が自分を守るかというと、それはもう自分自身でしかないと思っています。自分が成長によって身に着けていく鎧が自分を守ってくれるのです。そして自分が成長するということは自分の持つ剣を研ぐことでもあるのです。その剣は自分の価値を高めて待遇を上げることにも役立つでしょう。

去年より年収が上がるということは、去年より良い成果を求められているのです。
去年より年齢が1つ増えているから、去年より良い成果を上げられるのですか?
去年より成長しているから、提案力も上がって、問題解決力も上がって、周囲を巻き込む力も増し、ルーチンワークも正確に早くこなせるから成果が上げられのだと私は考えています。

最後に大前研一さんのサラリーマン・リカバリー―会社から自分の人生を取り戻せの帯から引用して、この記事を締めようと思います。

いい大学、いい会社に入ることが成功の方程式ではない。
親の言う通りに育ち、学校の言う通りに進路を進め、
参考書の言う通りに勉強し、入社後は会社に依存して生きる。
いったい誰の人生なのか?
失敗してもいい、自分の人生は自分で決めよう。
Are You Ready?(準備はできているか)

ハタラクティブ
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