今年の目標は300冊本を読むことです。自分の読書メモも兼ねて、読んだ中で面白かった本はブログの中で紹介をしていく予定です。
早速第一弾ですが、出世の教科書という本が面白い!若手の人ほど、読んでおいたほうがいい内容だと思います。
最近は出世というと「社内政治が上手い」「金に汚い」というイメージがあるように思います。しかしこの教科書で述べられている方法は真逆です。スタンスとしては「仕事ができる人が出世する。」で、出世の教科書というタイトルですが中身は「良い仕事の仕方」です。
私は出世はしたいと思っていますが、出世のために策を弄するのは好きじゃないし、するつもりもありません。著者と同じように「良い仕事ができる」ことが実力社会の出世の近道であると信じています。
さて、この本は構成がとても読みやすいのもオススメポイントです!
次のように、出世する人と窓際の人を上手に対比しているから面白い。毎回、見開きの右側ページで「出世する人は…。窓際の人は…。」の対比をやって、左側のページで解説をしています。
右側ページだけ読んでも内容の8割は吸収できますし、理解の浅いところを左側ページの解説で補うという形で読めます。速い人なら15分くらいで全ての内容を読めてしまうでしょう。
出世する人は、
手柄を譲り続けて最後に際立つ。窓際の人は、
手柄を奪い続けて最後に干される。
出世する人は、
厳しい人にしがみついていく。窓際の人は、
厳しい人から逃げ回る。
出世する人は、
わかりやすく「書く」「話す」ことができるように努力する。窓際の人は、
難しく「書く」「話す」ことができるように努力する。
仕事が出来る人とそうでない人の行動特性を端的に面白くまとめた本として、最高にオススメする一冊です。
(タイトルが「出世」だと、食わず嫌いで手に取らない人がいそうなのが残念。。)
今日Amazonで購入すれば正月休み中に読破でき、休み明けからは大きなスタートダッシュを踏み出せるでしょう。
Kindle版はこちら⇒出世の教科書(Kindle版)