【残業は悪を体現】残業罰金制を導入してみた結果

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私の前職ではチームというのが組織の最小単位です。
当時入社3年目になるくらいの私と、同期があと2人。そして2つ上の先輩がマネージャという、かなり若い少数チームで仕事をしていた時期がありました。

周りからは「おっ仲良し同期3人組で、楽しそうなチームだな」との声。

個人的には仲の良い友達と仕事をするのはそんなに好きじゃないんです。
非情になるべき場面でなれなかったり、変な馴れ合いが生まれたりする危険もあるので。

とはいえ一緒に同じ目的を目指す同志がよく分かり合える仲間だというのは、確かに環境としてはとても良かったです。

で、そんなチーム員だからこそ悪ノリもしやすくて、試しにやってみたのが「残業罰金制」です。今日はそのお話。

※同期3人とその上司で満場一致で始まった施策です。これが「上司命令」ともなれば強要罪や労基が関与する案件になるでしょうから、とくに権力のある人は安易に真似をしないでください。

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ことの発端は「ぼくら、働きすぎじゃね?」


2年目から3年目って危険な時期なんですよ。だんだん仕事を分かってきて、1人前に仕事をこなせるようになる。
もっともっと成長したい、まだまだ成果を上げたい。そんな風に思うようになって、結果的に働きまくっていた私と隣の2人。

ガッツのある同期が集まってたので、他のチームから見ても異常な仕事への熱量。

22時になってだだっ広いコンサルフロアはみんな帰宅したのに、僕らのチームは勢揃いなんてことも少なくなかった。

で、流石に「もう少しワークライフバランス考えようぜ」って話になりまして。
色々考えた結果、「残業罰金制」が決まりました。満場一致でしたね。
そうでもしないと毎日終電まで仕事をしたがる連中だったので。

具体的な内容は次の通り。

  • 帰宅時間が21時を超えた場合は100円をチームの貯金箱にチャリンしてから帰る。
  • プールされたお金は次回チーム飲みでみんなの為に使われる。

別に互いを苦しめたいわけじゃないので、まあ可愛いもんです。

やってみて分かったメリデメは次の通り。

メリット

  1. 早く帰る意識はとても強くなる(罰金がしゃくだから)
  2. 互いに「今日は何時に帰るの?」という会話が増えることで、有限な時間に対する意識がより強くなる。
  3. チーム員より先に帰ることに対する罪悪感はゼロ
    (そもそも仲が良かったので、早く帰る側は「おっ今日は残業かい?ごちそうさん笑」と冗談を言いながら帰ってました)

デメリット

  1. どうしても残業したい時に「何で金を払わないといけないんだw」と意味不明な気持ちになることがある
  2. 残業したいわけじゃなくて、運悪くやむを得ず残業するパターン(自分の担当しているお客様で大きなトラブルとか)で
    すごい不公平感を感じる
  3. 残業した人がちゃんとチャリンとしたのかを確かめる術はないので、自己申告制

周囲からも「最近帰るの早くなったね」と何度も言われるほど、効果は絶大でした。

Money

正直もうやりたくない


やってみて分かりましたが、僕はこの制度は好きじゃないです。もっと働きたいと思ったら自分でお金を払わなくてはいけないという点がどうにも。
ただ早く帰るということに対しての意識は確実に強くなりました。早く帰るためにはどうしたら良いだろうと極限まで考えるようになりましたね。

結局一度飲み会をやって以降は「もうこのゲームはやめようか」と自然消滅しましたが、やってよかったなあと思います。早く帰ろうと思えば帰れることが実体験で分かっただけでも。

ホワイトカラーエグゼンプションの時代になれば、自分の努力で早く帰る力というのは絶対に必要になると思います。皆さん試行錯誤しましょう!

ハタラクティブ
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