残業代ゼロ法案は労働環境を改善すると思ってる。

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残業代ゼロ、もといホワイトカラー・エグゼンプションにはいまだに反発の声が多いですね。

この制度にはたくさんのメリットがあって絶対推進すべきです。ただ、制度の落とし穴が強烈なので慎重になるべにも同時に賛成。落ときし穴とは制度を悪用すると、労働者を奴隷同然にこきつかうことができてしまうこと。

でもそれはバグなのであって仕様ではない。バグが発生しないように法律を整え(たとえば各社員が何時間労働しているのかの実績は必ず残すようにして、抜き打ちで労基署がチェック。働かせ過ぎの場合には罰則があるとか)、その上でメリットの大きいホワイトカラー・エグゼンプションを実施したら良いと思います。

バグと仕様を勘違いしちゃいけません。たとえば小説において誤字があるのはバグです。じゃあ誤字が一切ない小説が面白いかというとそうでもない。中身が重要になるわけですよね。

あの小説は誤字が多くてイラっとするから読むのは止めようなんて考えていると、その面白い小説との出会いは無くなります。誤字なんてのは直せばよいわけです。

なので中身で考えましょう!

ホワイトカラー・エグゼンプションは実にホワイトカラーにあった働き方であることは何度もこのブログで書いていますので、割愛します。もちろんブルーカラーに適用すると大変なことになるので、適用するかどうかは、その働き方がホワイトカラー的であるかどうかが鍵になると思います。

たとえばITの世界で話をすれば、最近流行りのスマホゲーム会社。パズドラをイメージすればゲームの設計をしたり、いろんなアニメとのコラボレーションをしたりと企画をする仕事がありますね。

で、こういう仕事は成果を時間で測ることができません。面白いアイデアをパッと閃いて、すぐにアポを取って契約を取れるかもしれないし、全然良いアイデアが浮かばずに、丸々1週間進展ゼロなんてこともあります。

わたし直近4ヵ月くらい企画職に携わっていましたが、仕事時間といえば朝のシャワーを浴びているときから始まります。この時間が一番アイデアが出る。

そして朝から晩まで考える。ノートに書いたり、出てきたアイデアを元に全体を設計する。よし!これで行こうと決まっても、2週間後に「やっばりゼロから考え直そう」となることもある。その2週間の間の成果はゼロですよ。

という感じで、成果は時間と直結しないです。だいたい時間と成果が直結するならシャワー浴びてる時間も給料払えや!ってなりますよね。

反対に、いわゆるプログラマーと呼ばれる人たちは、白襟のシャツを来たブルーカラーです。この仕様通りにゲームを作り上げろと言われ、会社が「何人のチームで、何日という期間で作るから、その分の人件費」として費用が請求される。これは高度な工場労働ともいえるので、この人たちには残業代が支払われるべきです。時間をかけるだけ多くの機能を作れ、時間をかけただけ念入りにバグ修正ができる。かけた工数が成果とリンクしやすいのです。

しかしながら実態としては、こういうタイプの労働者に対して残業代が支払われず、時間と成果が結び付かないタイプの労働者に残業代が支払われているなど、非常にカオス!

このカオスな状態を整理して、企画系の仕事たど時間と成果がリンクしないものには残業代という概念をやめて年俸制に。ルーチンな仕事は時間給にと変えて、実態に則した賃金の支払いが必要になるでしょう。

現状は大企業など組合やコンプライアンスがしっかりしている会社では残業代がキッチリ出て、そうでない会社ではサービス残業などが横行しています。

それはあるべき姿ではありません。仕事内容や特性、責務などにしたがって給与が払われるべきなので、そのために今の賃金制度を見直す良いきっかけでしょう。

ハタラクティブ
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