ポケモンGOしてたらキャバ嬢に逆ナン、そのままアイルランド男と大阪デートした話

スポンサーリンク
スキル
この記事は約6分で読めます。

8月がべらぼうに忙しく、9月は8月の土日出勤の振替があるので休みが多いんです私。ただでさえ祝日が多いので、休む調整をするのも大変な9月です。今週はほとんど働きません。

さて先週平日お休みを取った時の奇怪な事件について書いてみようと思います。事実は小説より奇なりといいます。確かに小説より奇な体験だと思いますが、小説家さんのほうが面白く書けるに決まってるので悪しからず。

朝 9:00 ポケモンGOから逆ナン

妻がDMM英会話をやっていて、ちょうどレッスンの時間になったので私はポケモン散歩にでも出かけようと出発。我が家から5分歩くと心斎橋、そこから10分歩くと道頓堀というポケストップ密集地に到着します。道頓堀川のほとりを何往復かするだけでかなり水辺のポケモンをゲットできるのです。

そして道頓堀川を歩いていたら、対岸にて階段に座ってるキャバ嬢2人が外人にナンパされている様子を発見。別にそのときは特に何も気にしなかったんですが。散歩の過程でナンパの現場を素通りしようとしたら「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん」的な感じで話しかけられたんです。

お兄さん英語話せる?

なんとキャバ嬢2人はナンパされていたわけじゃなく、困っていた外国人(named エリック)を助けようとしていたみたい。話を聞いてみると日本国内で使えるWi-Fiルータを探していたよう。とはいえ私自身が国内で旅行用のWi-Fiルータを求めたことはないので、そもそもどこに行けば手に入るのか。レンタルできるのか購入しないといけないのか。そんな知識も皆無な状態でした。お恥ずかしい。

そもそもそういうのって空港でレンタルするもんじゃないの?と思いましたが、そんなことを言ってもエリックの抱えている問題は解決されません。「目の前の問題を自分ごととして捉えるのがカッコいい大人」ということで、頑張りました。

結構調べたところこんなページを発見しました。

wifi

キャバ嬢2人は急かしてくるし、エリックとの会話は緊張するしで判断能力に欠けていた私は「docomoショップに行けば解決するぞ!」と判断。このページで書かれているのはルーターレンタルではなくて、docomoの公衆無線Wi-Fiを使えるようにする契約だったんですね。地下鉄とかコンビニとかで使えるアレです。

そんなことには気づかず、「docomoショップに行けば大丈夫。いま9時40分だから開店まで20分くらいあるけど」と言うと、「じゃあ4人でマクドで待とうよ」とキャバ嬢。マジかw
ちなみに彼女らもちょうどdocomoショップに用事があったよう。

マクドまで歩く道の中で、エリックと私が色々と会話をするわけですよ。日本に来るのはFirst Timeか?どこをVisitするのか?仕事は何をしているのか?などなど。すると英語が一切分からないと豪語するキャバ嬢が「え?今なんて?」と聞き返してくるわけです。彼女らが会話に入ってくると今度はエリックはキャバ嬢に質問するわけだが、完全に安東は通訳です。初めてやりましたけど面白いですねコレ。
(※追記 ちなみに私の英会話レベルは日常会話がやっとレベルです。。。)

で、マクドについたらエリックが全員分のコーヒーをおごってくれて4人で着席したのですが、「Shit coffee」といきなりマクドのコーヒーにクレーム入れるエリックは正直です。日本人はすぐ遠慮しちゃうよなあというのを、身をもって分かりました。

ここでエリックについて少し紹介しておくと、

  • 日本へは初の旅行
  • アイルランド人で、ミャンマーに住んでる
  • タイ料理のコックさん
  • 昨夜到着して、今日は広島へ、明日は京都、そのあと東京旅行
  • 熱心な仏教徒で、シャカの言葉と象がタトゥー

という感じ。

マクドでの会話がとても盛り上がったので、docomoショップ開店の10時をとっくに過ぎて10時半くらいまでしゃべってました。象徴的だなあと思ったのは「いつも何時間くらい働いてるの?」という質問を受けたこと。期待に応えてちょっと盛って多めに回答したら喜んでました。日本ってホント長時間労働な印象があるんですね。
それからエリックに「Are you a Buddhist?」と聞かれて困りました。他の宗教の方から聞かれたらBuddhistだと答えることもありますが、ミャンマー在住で敬虔な仏教徒であるエリックに対して私もBuddhistと答えるのは違和感がありまして。上座部仏教とか大乗仏教とか、日本の仏教などについて英語で話せる自信がなかったのでうやむやにしちゃいました。反省。

docomoショップからミナミの観光へ

上にも書いたとおり私が求めていったdocomoショップのサービスはルーターレンタルではなかったので、docomoショップでは門前払いを食らいました。で、「BICカメラだったらあるんじゃないですかね。そして訪日外国人向けの対応もなれているはずですよ」と。

キャバ嬢はちょうど自分らもdocomoショップに用事があったので、そこからはエリックと私二人に。エリックは日本語一切ダメなので、自分には良い訓練の場です。

道頓堀にて「ここが戎橋、女性を引っ掛けるからヒッカケ橋って言われてるんだぜ」「あのグリコ知ってる?皆あれで写真とるんだぜ。とってあげようか?」「この川は地元の野球チームが優勝すると、大阪人全員で泳ぐんだぜ(ウソ)」なんてミナミを案内しながらビックカメラへ。

ビックに着いたら着いたで、レンタルルータはあちらですと案内された場所では「ウチではレンタルルータなんてありません」といわれる始末。「そういうのは空港じゃないと」とも言われる。店員さんは日本語で私に話してきて、通訳よろしく状態。マジかw

で、聞くところによるとルータはないけどプリペイドのSIMカードは販売しているらしく、それ良いじゃんという話に。勿論日本と違って海外はほぼSIMロックフリーなので、エリックのiPhoneもSIMフリー。ということで容量をエリックと相談し、SIMの形状を確認して「君に決めた!」で一件落着。ポケモンゲットだぜ。

最後はエリックとビックカメラ内でハグしてさいならしました。

まとめ

こんなに長い時間英語でしかコミュニケーションが取れない状況って貴重なので、楽しかったです。英語は苦手ですが、あえて携帯電話の翻訳機能を使わないことを心がけてスピーディな会話を心がけました。身振り手振り、分からない単語も頑張って英訳する。それでも何とかなるもんだなあと思えることができ、良い体験でした。

私の会社では部門内のメーリングリストでは英語表記が義務付けられていますし、仕事における英語の登場回数も増えてきていますから、もっともっと精進しないといけません。そういう意味では大阪なんて困った外国人が多いんだから、そういう人たちに自分から声を掛けて練習相手になってもらうのも一つかもしれません。

あと日本って本当に観光客にとって優しくないなと痛感。苦手意識の現われなんでしょうけど、今回旅行者の立場に立ってみて初めて「周りがみんな非協力的だ」という印象を受けました。あくまで印象ですよ。皆さん自分の仕事を精一杯やっているのだと思います。でもなんか「せっかく遠いところからお越しの旅行者に、旅行を楽しんで気持ちよくなってもらいましょう」という気持ちはもしかしたら生まれづらいのかもしれません。大阪では訪日外国人といえば爆買い中国人ですし。

爆買いは日本が安いから来ているのですが、そうじゃなくて旅行先として日本を選んでくれるってとっても嬉しいことだと思います。せっかくのバカンスを、高いお金を掛けてわざわざ日本にお越しいただいている。涙がでてきそうです。

そういえば最近Kindle PaperWhiteを買ったので、読書にはまってます。一ヶ月間くらいつかいましたが、コレは買いですよ!スマホで読むのと比べて圧倒的に見やすく、さくさく読めます。本と比べてやっぱりスマホだとなんとなく読みづらいという方は試してみる価値ありです。

9月25日までであれば「PAPER6300」というクーポンコードで6300円OFFですよ。うらやましい!

 

タイトルとURLをコピーしました