日本のベンチャー企業の大半はただの中小企業である

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ゴールデンウィークですね。私は所用で今朝5時起きして富山県に向かってます。北陸新幹線は新車の匂いがします。

さて、社会人はのんびりしたゴールデンウィークを過ごしていますが、就活生は大変な時期でしょう。もちろん説明会や選考を休日に行う企業は少ないですが、その分たっぷり自分の進路を考える時間に充てましょう。

世の中にはだいたい20,000社くらい、新卒採用をしている会社があります。その中から自分が納得できる進路を探すってのは大変です。そしてその前に「あなたの納得できる進路って何さ?」という問いに十分に答えられる人も少ない。自己分析ってのはやりながら深めていくものです。多くの人が「説明会に行くたびにココも良い!ああこういう会社も自分に合うかもしれない」と心踊らせますが、それは自己分析が足りてない証拠です。自分に合う会社なんて、どれだけ適応力が高い人でも1/10くらいしかありませんよ。

そもそも企業の人事担当者の話はほとんど嘘ですから。自分に芯が無いとすぐに騙されますよ。私は嘘つきませんけどね(「合う人だけ来てほしい、合わない人が来るとお互い不幸」というスタンスの会社なので嘘つく必要がない)。

そのなかでも今日は「ベンチャー企業のウソ」に焦点をあてたいと思います。

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ベンチャー企業の大半はただの中小企業

最近流行りのベンチャー企業。私の学生時代は今ほどベンチャーブームではありませんでした。まだまだ大企業志向だった。そんな中自分がIT系のベンチャー企業に入社したのは、マイノリティ志向が大きかったです。「みんなが大企業行くなら俺はベンチャーだ」と。

さいわい私は本物のベンチャー企業に入れました。さあ、本物・偽物のベンチャー企業とはなんでしょう?

ベンチャー企業とはイノベーション企業のことをいいます。革新的な技術を武器にして戦ったり、革新的な商品を持っている企業。もともとベンチャーという言葉はアドベンチャー(冒険)から来ています。イノベーティブなアイデアや技術でで世界を変えようとする姿、これがまさにベンチャー企業です。

では偽物のベンチャー企業とは何か?それはビジネスチャンスに乗っかる企業です。やれウェブ広告が熱いだの、ソーシャルだビッグデータだなど、他社が成功した事例に食い付き、少しだけ他社と違ったサービスを提供してベンチャーと騙る会社がなんと多いことか!その会社の存在価値は「その会社が無くなったときに誰が困るか」ではかることができます。もちろん「会員登録してるから困る」とかではなく、代替が効かない存在かということ。アメブロが無くなってもライブドアブログで良いでしょ?ということです。ピグが無くて困る人にとっては存在価値があるということですね。

先ほど私はマイノリティ志向でベンチャーを選んだと言いましたが、実はバンドマンだった私には本物のベンチャーを見分ける目がありました。バンドマンって超過当競争なんですよ。演奏がうまくても、ビジュアルが映えても、圧倒的な差別化ができないと売れない。もちろんコネは別です。

L’Arc~en~CielじゃなくてGLAYが好きだ!と言わせないといけない。そういう熱狂的なファンを沢山作れるかどうかが大事なのです。そのためには差別化です。当時私の組んでいたバンドは良く「バンアパ好きでしょ」と言われていました。ライブをやるたびに毎回言われていた。バンアパというのは、「the band apart」という名前のバンド。バンアパみたいなオシャレなロックにインスパイアされていたのでそれが色濃く出過ぎていました。余りにもバンアパっぽいため、「それって君らの曲を聴かないでバンアパを聴けば良いんだよね」と言われるだけです。僕らの存在価値ってなに?という話になる。

それからレコード会社と一緒にやっていくようになり、「日本語ロック、エモーショナル要素の強いオシャレなギターロック」というジャンルで行こうと決まって自分らの色ができはじめた。

話をもとに戻すと、あなたが見ているベンチャー企業は唯一無二の存在ですか?似たようなビジネスをやっている会社はありませんか?あるならその会社との違いは何ですか?その違いはあなたが誇れることですか?誇れない違いなら、差別化要素ではなくてただの相違点です。

ビジネスは社会貢献の手段であり、金儲けは後からついてくるものです。日本には金儲けありきのベンチャー企業が多いですが、アメリカではGoogle、Facebook、Twitterをはじめ「後からマネタイズを考えた」企業がゴロゴロいます。

さあ、あなたが見ているベンチャーは本物のベンチャー企業ですか?それとも金儲けが得意な中小企業ですか?

ハタラクティブ
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