日本酒の伝道師がオススメする、夏にウマい日本酒たち

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八仙

この「働くって楽しいぜ」のブログの閲覧数トップ5に君臨するのが【初心者向け】日本酒の伝道師が、日本酒のたしなみ方を教えます。というエントリーです。Google Analyticsを見るとこれまで5万人が閲覧したことになっています。ありがたやー

日本酒の良さを伝える活動を独身時代にしていて、そのときに作った名刺が「(自称)日本酒の伝道師」でしたので、今でも日本酒の話をするときにはそう自称しています。

Google Analyticsを見る限りは日本酒記事のアクセスは圧倒的に冬が強いのですが、夏には夏の酒がある!夏はビヤガーデンでビールだぜなんてあなたも、夏の日本酒の味わいを試してみてはいかが?

夏といえば夏吟!!

日本酒好きにはお馴染みですが、そうでない方には聞きなれない言葉が夏吟。夏吟(なつぎん)とは、アルコール度数を低くして、キンキンに冷やしてゴクゴクいけるようにした日本酒のことを言います。日本酒のお店に夏吟があれば、一杯目はビールでなく夏吟でいくのが通な飲み方です。とはいっても実はあまり夏吟を置いてみる店って少ないんですよね。トホホ。。。
夏吟代表選手として私がオススメするのは陸奥八仙です。時々紹介している東京池袋の間違いない居酒屋「酔い心地 真っ先」で出会った夏吟です。(今年も置いてるかしら?)

陸奥八仙 夏吟醸 720ml
価格:1620円(税込、送料別)

ボトルの色もラベルも水色。涼しげで良いでしょう?八仙はアルコール度数16%のものが多いですが、この夏吟は14度に抑えられています。一杯目だからと躊躇しなくても良いですよ。

香り高い八仙ですので乾杯の一杯に最適です。(香り系の酒は酔った中盤以降に飲んでも味がぼやける)そしてキーンと冷えてさわやかな口当たりです。「一杯目はビールに決まってるだろ」というこれまでの常識みたいなものが一気に吹き飛ぶウマさですよ。

夏の本命 夏の生酒

夏には夏吟だけでなく「夏の生酒」もあります。そもそも生酒とは火入れしない酒のことをいいます。ちなみにビールも火入れしないものを生ビールと呼びます。よく居酒屋でこんなやり取りがありますが、間違いです。

ご注文はお決まりでしょうか?

ビール二つください

瓶と生とありますが、どっちにしますか?

一番絞りは瓶だろうがジョッキだろうが生ビールなんです。瓶にもハッキリと「生ビール」と書いてます。

ということで、皆さんは勘違いしないようにお願いします。お酒における「生」という言葉は火入れをしていないという意味で「生野菜」「生肉」と全く同じ意味です。

生酒とは製造、流通過程の中で一切火入れ殺菌を行っていない日本酒のことです。火入れしていない日本酒は酵母がまだ生きているので味が変化していきます。管理がしっかりしていないとすぐに腐っていきますが、低温、冷暗なところで丁寧に保管されると火入れしなくても流通させることが可能です。通常冬の間に作られる日本酒ですが、そこから半年ほど貯蔵されるなかでゆっくりと味わいが変わって夏ごろになるとまろやかに熟成されるのです。これが夏の生酒!

生酒の面白い点は、モノによっては口開けの時に「ポン」っと音がして、発泡しているときがあります。酵母が死んでないからですね。酒自体もうっすら炭酸を感じられて、これも乾杯のシャンパン代わりに飲んでみてはいかがでしょうか。

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