「土屋アンナが筋を通した」という幻想・おとぎ話 舞台稽古ボイコットについて

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真実かどうか知りませんが、いわゆる「土屋アンナが稽古に来なくて公演中止になった舞台の騒動」の話です。情報が錯綜するなか私見を述べるのはあまり好きではありませんが、感情や美談、マスコミに世論が流されているのも嫌いなので、一石を投じる目的で本件に触れます。

まず本件について、とりあえず現段階で一番客観的に事実をまとめていそうなニュース記事を引用します。
土屋アンナ主演舞台中止、原作者が見解発表「土屋さんは、全くの無実です」
へたに切り取ると作為的に受け止められる可能性があるので、本文の引用はしません。

まず今回の騒動の登場人物4人です。3人じゃないです。4人です。たぶん。

  1. 製作者側
  2. 土屋アンナ
  3. 原作者の濱田朝美さん
  4. 濱田さんの代理人

4人目の代理人の存在ですが、これは1製作者側代表の甲斐さんの言葉から存在が分かりました。→土屋アンナ舞台製作側代表 原案著者に怒り「理解できない」
もし代理人が存在していたとして、正式な代理人としての手続きがあったのであれば、製作者側の主張は基本的には問題ありません。僕は弁護士やその業界の人間ではないので詳しくは分かりませんが、代理人(おそらく出版社の担当者?)がその後のメディア化などの話を進める手はずになっていたのだとしたら、原作者の許可なく進めることは法的には問題はないはずです。(道義的にどうかという問題は置いておいて。)

◇◆◇◆◇◆

昔こんなことがありました。

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リラックマファンの皆様へご報告申し上げます。

リラックマがパチスロのコンテンツとして採用されるという発表に対して、作者のコンドウアキさんが反発したというものです。これは版権元は道義的にはどうかと思いますが、自身が一任されている権利を主張しただけであって、悪いことではありません。というか、権利を譲るということはそういう風に扱われても文句が言えないものです。世の中全ての人が聖人なら良いですが、そうはいかないのでそこらへのリスクヘッジも含めて著作者は自分の持っている権利について考えるべきです。

甲斐さんのいうように、問題のない手続きの上で発生した原作者側のクレームなり、土屋アンナのボイコットだとしたら、製作者側が裁判で勝つことになるでしょうが、このあたりの事実についてはまだほとんど明らかになっていませんので、情報を待つことにします。

◇◆◇◆◇◆

○○○土屋アンナはなぜボイコットをしたのか?○○○

 いろんな記事を引用してみたいと思う。
舞台中止の土屋アンナ、原作者の怒りに共感しボイコットか

 その濱田さんが29日深夜にブログを緊急更新。「重大なお話!」の見出しで、「土屋アンナさんは、全くの無実です」と主張した。濱田さんは、原作とはまったく違う内容で許可なく作品を舞台化されたことや、監督の心ない発言に憤慨。その経緯を話すと、アンナも共感してくれたといい、「何もできない私の代わりに、監督に“濱田さんが納得できるものにしてください”と掛け合ってくださった」「また“原作者が納得し、許可した舞台でないのなら、出演できません”と伝えたそうです」と、騒動の舞台裏を明かしている。

つまりアンナは、製作サイドが濱田さんとコミュケーションをしっかり取らず、かつ原作を歪曲して舞台脚本化し、公演を行おうとしたことに納得がいかず、稽古をボイコットしていた可能性があるのだ。


「公演中止」土屋アンナ1億円訴訟へ 土屋サイドの落ち度指摘する声も

「シンガーの物語なので、土屋さんは舞台中4曲歌う予定でした。今月16日にその歌の稽古をしたところ『テンションが落ちた』と言ったっきり、翌日から来なくなったんです。メールをしてもなしのつぶて。主役がこのような状況ではとても開催ができず、(中止の)発表に至りました」

 “舞台中止騒動”の土屋アンナにエール続々……「心意気に惚れた」「筋の通った姿勢」

騒動の渦中の人となった土屋のブログコメント欄には、「土屋さんの正義感と強さ、筋の通った姿勢、すばらしいです」「醜悪な権力に抗い、筋を通す行いに結構感動しました」「アンさんのその勇気と決断力、そして愛ある行動にリスペクトですよ!!」「俺だけじゃなく全国の良識ある人は貴女を信じます!!」「心意気に惚れた」などといったエールが多数寄せられている。

すべての記事を読んだわけではないし、本人のコメントを見たわけではないのでなんともいえませんが、少なくとも私には土屋アンナ側に正義とか筋は通っていないように見えます

端的に言うと「気にくわないから明日からこの仕事放棄します」と言っているように見える。騒動を知る前の土屋アンナは主催者側と「ちゃんとやります」という形で契約をしているだろうし、それを正当な理由なく反故にする姿勢に筋は通っていますか?「悪いのは主催者だろ」という気持ちも分かりますが、現段階だとどっちが悪いかなんて分からないし、というかそんなこと土屋アンナには関係のないことです。彼女は女優であって主催者じゃないんだし、主催者側から雇われる立場(といったら御幣があるかもしれないが)なはずです。それを抗議が聞き入れられないから放棄、そしてそれによって舞台中止の損失発生、迷惑を掛けた人は数知れずとなって、何が正義の味方でしょうか。おとぎ話にもなりません。

まあ最終的には「主催者側と原作者がどうにも折り合いが付かず、土屋アンナのせいにして幕を下ろしたかった」というのが真相なのかもしれません。ここらへんは裁判でちゃんと争っていただくのが良いでしょう。

いずれにせよ、私の現状の見解としては
・土屋アンナを擁護する気にはならん。
・原作者がどのように自身の原作の権利を保持していたかが気になる。
・(赤沼弁護士という)代理人との進め方の話がどういうものだったかが一番争点になると思う。
・まあでも正直主催者側は、ちょっと乱暴すぎるなあとは思う。
(大体原作者じゃなくて今回は”原案者“といっている点が胡散臭いし)

今後の動向を見守っていきましょう。
いつ自分がこういう騒動に巻き込まれるかも分からないわけですから

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コメント

  1. nicora より:

    ほぼ同意かな。
    版権をどちらが持っているのかによって社会的評価が決まるだろう。

    濱田朝美さんは早々に弁護士に相談するべきだった。
    そうすれば一撃で勝てたし、負けても傷口が小さかっただろうな。

    土屋アンナに関しては不良と行動原理が同じだからどうでもいい。
    「センコーがうざいから学校をサボった」と同レベル。

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  3. yamato より:

    内部事情を知っている人の話しかと思ったら結局外野の憶測ですか・・・。
    自分も同じ穴のなんとやら・・・まあアフィリエイトのネタなんでしょうが。

  4. 田中健二 より:

    えっ?だって契約したけど、内容に瑕疵があれば、契約破棄を行う事に問題があるのですか?

    土屋アンナさんは、事前と話が違うから仕事を断った事だけでしょう…「放棄」という言葉を安易に使われている事が誤解を生んでいるよう理由でしょうね…

    遊びじゃないんですよ。「仕事」ですから、主催者側に問題があれば、仕事を断る事は当然でしょう…筋が通っていないとは思いません。

    主催者側は原案者の濱田朝美さん自身が、公演を許可した覚えはないと言っていますしね…

    だいたい、主催者側が代役を用意すれば、いいだけの話でしょう…その辺りを棚に上げて土屋さん批判はよく分かりません。

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  7. ぽっぽっm より:

    契約相手に重大な過失(舞台化権、もしくは許可を所持していないのに舞台化をする)がある可能性が露見したわけで、そこがはっきりするまでは保留、十分な説明がなされないままであるなら契約破棄、って流れはそんな不自然じゃないと思いますよ。
    うっかりすると共犯になるわけですし。

    舞台そのものに関しても、仮に何らかの形(知らないうちであったとしても)で原作者が権利の譲渡を出版社もしくは代理人にしていたとしても、「脚本の内容が原作にそぐわない」と内容についての異議を原作者が主張しているので、原作者から譲渡不可能な権利である著作人格権に基づいて原作者の納得行く形に内容を治す必要性は出てくると思います。(つまり法的にもアウトかと)

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