新年早々の仕事がすさまじくハードで、なんとも喜ばしい限りです。
今やっているのは、大規模に一ヶ月くらいかけて行う学生向けイベントの企画。日本で一番面白いものにするためにアイデアをあれこれ考えます。
アイデアというのは不思議なもので、出ない時はどれだけウンウン唸っても出ません。で、出るときは次々と溢れ出してくる。
今回はわたしが実践している「アイデアが出る状態にするための方法」を紹介しましょう。
1.無心に千本ノック
これはギタリスト時代にやっていた方法です。よいギターアレンジが浮かばない時に、ひたすらそのフレーズを無心に繰り返すのです。
そうしているうちに何故かポンとひらめくことが良くあります。 また、繰り返している中で適当にアドリブをしたらそれが最高のフレーズだったということもあります。 左脳で考えずに右脳に思考を任せるためにも、無心状態を作ると良いのかもしれません。
例えば新規事業プランなら、考えつく事業プランをありきたりなものから、ひたすらノートに書いてみます。「こんなんじゃダメだ」と思わずに、諦めずに書き続けるのです。
そうしているうちにぱっと閃いて良いアイデアが浮かんできます。 理屈はわかりません!右脳はリラックスしているときに活性化しますから、惰性で考えなくてもポンポンとアイデアだけ出している状況が続くと、いつの間にか右脳が目覚めてくるのだと思います。 一度是非試してみてください。
2.シャワーを浴びる
これは私が一番よく実践する方法。リラックスが原因だと思いますが、シャワーを浴びているときはアイデアが溢れてきます。
実はこのブログの文章の構成はほとんど朝浴びるシャワーで考えられたものなのです。
コツは「アイデアを出そう」と意識しすぎないことです。シャワーを浴び、「そういえばあの件、どうしようかなー。そもそも今回の目的って…」と自然に考え始めるのです。意識しすぎるとダメ。
そして思考が巡り始めたら左脳も使いながら(論理を意識しながら)思考をさらに深ぼっていきます。これができると、「右脳でひらめいたアイデアが、よくよく考えると障壁があって実現できない」→その障壁の乗り越え方もアイデアが湧いてくるのでかなり効率的です。
3.マインドマップやロジックツリーを書いてみる
アイデアが出ない時は思考が整理されていないことが多いです。思考を整理して「今考えないといけないことは何か」を明確にしてから思考に挑むようにしましょう。
ってこれも結構難しいんですけどね。ちなみに私はいくつかマインドマップのソフトを使いましたが、やっぱり紙のほうが書きやすいなと思ってます。これも人それぞれ好みがあるでしょう。
番外編 アイデアのメモの仕方
これは以前尊敬している社長から教えてもらったのですが、「メモを取るときは要約するな!」とのこと。なぜそのアイデアが良いと思ったのか記載していないと、後で見返した時に陳腐だと思ってしまうことが多いです。
通常書く文章ではタイトル→見出し→本文となります。多くの人のメモでは、思いついたアイデアのタイトルだけを書く人が多いですが、それじゃあとで凄さを思い出せないんですね。 これは自分にも経験がありますし、目からうろこでした。
みなさんもぜひ実践してみてください。
それでは今からまた僕はアイデアとの戦いに戻ります。レベルの高い企画がバンバンと打ち出せるようになりたいものですね。