残業しないで、早く帰ることができるようになる魔法

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メラゾーマだって火の属性のモンスターには通用しないわけで、万能な魔法なんてないと思っています。メドローアくらいでしょうか。

さて、今回私が紹介したい魔法は次の通りです。
もちろん魔法はMPを消費するように、簡単に金儲けできる上手い話がないのと一緒でそれなりに大変であることはご了承ください。

魔法名称:【コミット】(Commit)
概要出社したら、その日の帰宅予定時刻を公言する!
対象:仕事が終わらないからという理由で残業してしまっている人、または周囲への気まずさから帰れない人

「コミットする」というビジネス用語については下記リンク先を参照ください。
Commit するということ 

不思議に思うのですが、終電だと仕事が終わっていなくても帰ってよいというような風潮はありませんか?以前の記事で取り上げた地下鉄24時間運行についてのネット上での反応は次のようなものがホットでした。

地下鉄24時間運行化で残業社畜死亡wwwwwww

この反応をみてびっくりしました。仕事が終わらないから残るんだったら終電でも帰っちゃダメでしょと思いました。反対に、終電を理由に帰って良いのであれば自分が設定した帰宅時間になったから帰ったっていいじゃないですか。

もちろん様々な理由はあるでしょう。顧客のクレーム対応で残業していて、顧客側の担当者も終電で帰るから自分も終電の時間で解放されるというケースは考えられます。これは信頼関係や契約内容などにもよるでしょうから、一概に終電で解放されるが自分の判断で帰れない=悪とは言い切れません。
でも例えば資料作成やルーチン業務で終電まで残るのはいささか疑問があります。

仕事が終わっていないのに定時で帰るというのは「仕事が終わっていない状況で投げ出すのか?」という反感を買いそうですが、それなら終電で帰るのもダメですよね。でもそれは「まあしょうがないよ」と何故か容認されているように見えます。終電まで頑張ったなら仕方ないという発想は分からなくもありませんがFacebook社COOも実践!週40時間労働が最も生産性高いにもあるとおり、長時間労働が生産性を落としている可能性もあるわけです。これについては大学の教授達が研究しているようで、この点については論文も読んでみようと思いますが、ここで言いたいことは「長時間労働が正しいわけではない」ということです。

【A】90の生産性 × 10時間 = 900の生産量

【B】120の生産性 × 8時間 = 960の生産量 

適当に作った数式ですが、こんなことも起こりうるわけです。そしてAの場合は2時間×残業代が会社側にコストとして降ってくるわけです。会社側からしたら馬鹿馬鹿しいことで、本来ならBの方を重宝すべきではないでしょうか。

いや、Aのように働く方が仕事中にシャカリキにならなくて良いし、残業代が出る分収入が増えるし」というような人は残業なんてしたくないと言わないはずですから今回は無視します。
私個人的には「手抜きで働いて残業代を貰うなんて、そんな奴らが日本経済をダメにしているんだ!」 と思っていますけどね。

出社と同時に帰る時間を公言してそれを絶対に守るんだという風に仕事をすれば、少なくとも気概の分だけ仕事は早くなるでしょうし、余分な雑談も減らすよう自分で努力するでしょうし、火事場のクソ力も発揮されて仕事効率が上がるでしょう。

もちろん生産量が少ないのに「定時だから」といって帰るのも良くありません。

公言することで排水の陣ができ、死に物狂いに仕事をするようになり、生産量が周囲に認められるようになり、「定時で帰れるようになる」のです。

そして報酬として、残業していた分の時間がプライベートな自分の時間になります。
タイムイズマネーという言葉がありますが、時間は誰にとっても有限という意味でイコールではないと思います。自分の時間を大切にするためにも、残業なんて極力なくしていきませんか?

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