Re:非喫煙者もタバコ部屋に行け!【たばこミュニケーション】の重要性とは?

スポンサーリンク
仕事
この記事は約5分で読めます。

ニコニコ動画を見ていたら、ニコニコニュースから次の二つの記事にたどりつきました。

「上司と一緒にタバコを吸えば出世する」 時勢に逆行するIT企業たち

仕事中もタバコをプカプカ 現存する「風立ちぬ」的職場

これは私の以前のエントリー、非喫煙者もタバコ部屋に行け!【たばこミュニケーション】の重要性とは?の考えとも近いですが、
私の主張とは微妙に少し違いまして、そこのところを明確にして再度主張したいと思います。

別に出世のためじゃあない。出世に有利な会社もあるでしょうが。

少なくとも私が働いている会社において、上司に気に入られようが出世にはほとんど影響もありません。評価制度上、あまりそういうことは重要ではないからです。だから出世へのプラスという意味ではなくて、仕事を楽しくするという意味で重要だといいたいのです。とはいえ上司が人事の裁量を大きく握っている会社であれば、かなり出世に影響する気はします。
そもそも少なくともタバコ部屋ではよく会話をする⇒上司からしたら他の人よりコミュニケーションがとれるわけで、ここが重要です。逆を言えば私にとっては普段コミュニケーションをとりづらい上司と、円滑なコミュニケーションをとる1つの手段であるのです。そしてその中でも、「仕事中のほんの少しの息抜きでコミュニケーションに注力しやすい(仕事の話で怒られたりしづらい)」、「お金がかからない」などのメリットがあります。もちろんこの手段はお酒を飲みにいくなどでも問題ありません。

「上司からしたら他の人よりコミュニケーションがとれる」というと、これまた批判が出てきそうです。ですがこれがミソです。上記記事の中に大切なことが書かれているので引用します。

バカバカしいと思うかもしれないが、もしあなたの部署にガンダムもドラクエも知らない後輩が入ってきたら、どう思うだろうか。同じ程度の能力なら、趣味が同じで人間関係がより良好で濃厚な後輩の方を取り立てるに違いない。仕事も会社も、そういうものなのである。

どうでしょう。私にしてみれば、さしずめGLAYの名前も知らない後輩とGLAYが大好きな後輩という感じでしょうか。これは何も「上司に気に入られる為になんでもしろ」というのではありません。大切なことは会社員だってみんな人間であること。人と人が接するんだからお互いにとって気持ちのよいポイントがあるし、そういう人間関係の良好さが仕事の中での円滑なコミュニケーション、パイプに繋がるという意味です。人間関係や上司との透明感の強い職場と言うのは働いている中での納得感も強いです。それこそが「働くって楽しいぜ!」なのです。

 

上司との会話は明るい未来を見せてくれる

ルーチンワークばかりでは、なかなかどうしてモチベーションは上がりづらいものです。日々自分のしていることに意味はあるのか、私じゃなくても良いのではないか?などネガティブな方向に考えてしまいがちです。そんな時、言い方アレですが本当に軽い気持ちで上司に相談できるコミュニケーションの1つでもあります。「最近なんかモチベーション上がらなくて」などとサラっと言えたりします。もちろん会議室を押さえて話をしても良いですが、それにはちょっと仰々しすぎるという場合もあると思います。

私 「課長、ちょっと話があるんですけど。明日の13時で第四面談室を取ったので、お時間よろしいですか。」
課長「おっわかったが、ちなみにどんな内容だ?」
私 「いや、そんな大した話じゃ。。。」

十分大した話に見えますよね。上司からしたら退職の話でもされそうな予感です。でも執務室内で皆の前では話しづらい、それだけのために飲みに誘うのもなぁという、帯に短し襷に長しを埋めてくれるコミュニケーションツールでもあります。別にお茶しましょうでも良いんですけどね。

大抵そういう相談をすると、自分の仕事の大儀を話してくれたり、上司が描いているその部署の未来のことや重要性の話などをしてくれます。少なくともこれまで関わってきた上司の多くはそうでした。私はこれを上手に活用することで仕事のなかでのモチベーションを維持していきています。

やはり良好な人間関係の構築が仕事を楽しくする

あえてタバコのことを書きますが、タバコによって得られるコミュニケーションをバカにしちゃいけないよというのが最も言いたいことなのです。別に他の手段で上手にコミュニケーションが取れる人だっていると思いますし、人それぞれ工夫をして考えてコミュニケーションをとればよいと思います。ただ人間関係やコミュニケーションというものを蔑ろにすると、絶対に後悔しますということだけは最後に伝えておきます。上司と一切コミュニケーションをとろうとしない人、仕事をしていれば文句ないでしょという人が管理職になるわけはありません。その彼のどこを信頼したら良いのか分からないからです。

海外では宗教を信じていないとビジネス相手から信頼されないといわれます。
相手がどういう人間で、何を考えていて何を信念にしているのか。こういうことが分からない人間よりも、既に信頼関係のある人間のほうがよっぽど一緒に仕事をしていて安心ですし、一緒に仕事をしたい、仕事を任せてみたいと思うのはある意味人情でしょう。そしてその信頼関係のある人と一緒に仕事をすることは、信頼できない相手と仕事をするより100倍楽しいものです。これには皆さん異論はないでしょう。

我々はロボットではありませんから、仕事に個人の主観が入るのはこりゃ言ってみれば仕方のないことです。その主観とどう付き合うのかを考えてみていただければと思います。少なくとも、この人間の主観を蔑ろにはしないほうが良いと、私は思います。

出世のためにコミュニケーションをとる人は多分出世しません。そんな飲み会人事的な会社は今後どんどん縮小していくでしょう。
でも仕事をちゃんとしながら適切に健全なコミュニケーションを上手に築ける人は出世していくと思います。
目的を出世と捉えてコミュニケーションをとらないほうが良いですよということです。出世なんて自然についてくるのが健全なんですから。

ちなみに何度も良いますが、私はタバコは一本も吸ったことがありません。ただタバコ部屋にいってコーヒーを飲むだけです。

タイトルとURLをコピーしました